こんにちは。
長崎市 大浦天主堂　目前の歯医者「音山歯科」です。
 
入れ歯はしっかり噛んだりはっきり発音するなど、お口の機能を保つためには欠かせません。
でも、汚れた入れ歯を使い続けていると、健康に悪い影響を及ぼしてしまいます。
汚れた入れ歯のデメリットを知り、入れ歯のお手入れ方法を覚えておきましょう。
 
 

入れ歯をしっかり掃除していないと、次のようなトラブルが起こります。
 
●歯石や汚れが入れ歯にこびりつく
入れ歯に歯石や汚れがこびりつきます。歯石や汚れとともに、細菌も入れ歯にこびりついた状態になります。
 
●口臭が増える
入れ歯が不衛生な状態になっていると、臭うようになり、口臭の原因になります。
 
●口内炎になりやすくなる
不衛生な入れ歯を使うことで、お口の中に細菌が増えて口内炎になりやすくなります。
 
●残った健康な歯がむし歯や歯周病になる
不衛生な入れ歯が原因でお口の中の細菌が増えると、残った健康な歯がむし歯や歯周病になりやすくなります。
なお、歯周病や悪化したむし歯は全身の健康にも影響を及ぼします。
 
不衛生な入れ歯を使っていると、お口だけでなく全身の健康まで損なわれてしまいます。
健康を保つためにも、毎日こまめに入れ歯を掃除しましょう。
 
 

毎食後、入れ歯をお手入れしましょう。
 
●洗面器に水を入れる
入れ歯を落としても壊さずに済むように、水を張った洗面器の上で入れ歯を掃除しましょう。
 
●歯ブラシなどで入れ歯を洗う
水道の水を流したまま、洗剤はつけずに入れ歯専用の歯ブラシや普段用の歯ブラシを使って洗いましょう。
歯磨き剤は中の研磨剤が入れ歯を傷つけることがあるため、使いません。
柔らかい床などはスポンジなどで優しくこすりましょう。
ゴシゴシと力を入れ過ぎるのは、変形したり傷つけるのでやめましょう。
 
 

入れ歯の手入れをしてから、外して寝ましょう。
 
1．食後と同じように入れ歯を掃除します
洗面器に水を張り、ブラシなどで優しく入れ歯を掃除しましょう。
 
2.入れ歯洗浄剤で除菌する
入れ歯洗浄剤を使って、磨き残した汚れや細菌を落としましょう。
ぬるま湯に入れ歯洗浄剤を入れて、入れ歯をつけておきます。
なお、朝起きて入れ歯をつける時には、入れ歯を洗って汚れや入れ歯洗浄剤を落としましょう。
 
 

毎日お手入れを続けていても、お口の中の変化とともに入れ歯が合わなくなることはあります。
3ヶ月～半年に1回くらい、歯科医院にお越しいただき定期検診やメンテナンスを受けましょう。他院で作った入れ歯の調整も、ぜひ当院におまかせください。